ウェッジの選び方・打ち方
ウェッジの主な種類

ウェッジは100ヤード以下の短い距離に使用するクラブです。使用するシチュエーションはいろいろです。グリーン近くから高いボールでピタッと止めるショット。ピンまで距離があるようなときにグリーンに乗せてから転がしたいときのショット。
バンカーなどハザードからの脱出ショットなどその場に合わせたボールを打つためにウェッジが用意されています。大事なシチュエーションで使用するショートゲーム用のウェッジを上手く使いこなして確実なプレーをしましょう。

ピッチングウエッジ(ロフト角:44〜48度)
ピッチングウエッジはウェッジの中で最もロフト角も少なく、100ヤード当たりのショットに利用されます。そのほかにも重要なグリーン周りなどのランニング(転がし)アプローチショットに使用します。ピンまでの距離があるグリーンオンに重宝なウェッジになります。
アプローチウェッジ(ロフト角:49〜53度)
アプローチウェッジはロフト角でも分かるように、ピッチングウエッジより大きく、少し高さを出しフワッとグリーンに乗せたいときなどに使用します。そのほかにも距離を考えたショートゲームに頻繁に使用されます。グリーン周りのショットに重宝なウェッジになります。
サンドウェッジ(ロフト角:56〜58度)

サンドウェッジはロフト角も大きく、重要な要素の一つに、バンカーから脱出の際、砂と一緒にボールを打ち出すエスプロ―ジョンショットができるようにクラブの底にバウンスが用意されています。グリーン周りでは、高いボールで、ピンそばにピタリと止めたいときなどに使用します。
パターの選び方・打ち方
パターの主な種類

パターはコースの最終目的、ホールインを狙う大事なクラブです。18ホールに毎回使用するクラブです。スコアアップにも直結します。重さ、長さ、フェースの形状など種類もいろいろ用意されています。グリーン上は、傾斜もあり、いろいろな角度からホールを狙うことになります。
最後の緊張が走る場面でもあり大事なパターになります。ある程度の重さもあり、リラックスして打てる自分に合ったパターを選びましょう。初めてのパター選びは少し重量感があって、フェースが大きめのパターがおすすめです。ある程度の重さがあるパターは、手打ちがなくなり一定した感覚で打ちやすくなります。
またフェースが大きいパターはボールを合わせやすく正確にヒットしやすくなります。グリップも太目の握りやすく、構えやすいパターをおすすめします。少し技術もアップした際は、自分打ち方に合ったパターを選びましょう。

パターの主な形状

マレット型
マレットタイプはフェースが「かまぼこ型」をしている一般に広く人気のあるパター形状になります。ヘッドも大きく、構えてボールに対して真っすぐ引いて打ちやすいパターです。直線に狙うのに打ちやすくある程度の重さを感じて、一定のストロークで打ちやすいクラブです。初めてのクラブ選びにおすすめです。
ピン型

ピンタイプはフェースの先端と後方に重心を持っていき、ヒットする中心部を大きくして打ちミスを軽減する形状のパターです。一般にこの形状を好む人も多く、フィーリングの合う人に好まれるパターです。このパターも扱いやすく初心者にも人気のあるパターです。少し距離のあるパットにも扱いやすいパターです。
L字型

L字タイプはいろいろなシチュエーションや距離を考え、フィーリングで打つタイプのパターです。上級者が好んで使用するパターです。スイートスポットも小さく、正確なヒットが必要になります。スイングも後方に真っすぐ引く振り子の感覚ではなく、自分の感覚で自由にスウィングするタイプのパターです。
パターの長さ
パターの長さは、一般には34インチくらいが使用されます。好みで少し短めの32インチ、長めの36インチなどが用意されています。身長なども考慮して自分に合った長さを選びます。またよく見かける一般のパターより長い中尺・長尺など身体の上半部に固定させストロークするパターもあります。昨今は正式な試合などで徐々に廃止されています。
パターの重さ
繊細なパタープレーは常にホールインを目指す緊張感がつきまといます。緊張感で手が震え上手く後方に真っすぐに引けずミスショットになります。そんなミスショットは、少し重さのあるパターを使用することで手振れも軽減でき後方に真っすぐに引き、確実にヒットしやすくなります。はじめてのパターは少し重量感のある安心型パターを選びましょう。
パターのグリップ
毎回、コースで使うパターは段々と自分流のクセがつき、狙ったヒットができずスランプに陥ることがあります。そんなパターの苦手意識を持っているプレーヤーは、安定して握ることができる太目のグリップパターを使用してみましょう。太いグリップを使い、自由度を減らしリラックスしたパターで、悪いクセを直しましょう。はじめてのパターを選ぶ際はグリップの太さも大事になります。自分に合ったものを選びましょう。